弁護士・弁理士石川正樹が執筆しました「ニンテンドーDSマジコン訴訟の概要と企業への影響」が、会社法務AtoZ MAY2016号(第一法規より4月25日発売)に掲載されました。
任天堂と任天堂からライセンスを受けてゲーム・カードを販売していた会社が、マジックコンピュータ(通称マジコン)を輸入・販売していた会社とその代表者らに対して、輸入・販売などの差止、損害賠償等を請求していた裁判についての記事です。
マジコンとは、本来、正規のゲーム・カードを使わないと起動しないニンテンドーDSが、ゲームなどのデータをコピーしたMicroSDカードを挿入したマジコンを、更にニンテンドーDSに挿入して使用すると、ニンテンドーDSが起動する装置です。
本件では、不正競争防止法2条1項10号の「技術的制限手段」に関することが問題となりました。
本件では、不正競争防止法2条1項10号の「技術的制限手段」に関することが問題となりました。
関連事件や、本件判決が企業にどのような影響を及ぼすのかについても解説していますので、どうぞご一読下さい。